タイルの目地の深さや色合いについて

レンガ風タイルは、特に目地の入れ方により雰囲気が変わります。目地にもいくつかの種類があるので、シチュエーションに合わせて使用することが大事です。尚、下の写真では、目地幅1cmを基準としています。

深目地

深目地

質感

深めの目地にすると、タイルの厚みが強調されて、重厚な感じになります。目地が深いので、照明の取り方によって陰影が面白い表情を生み出します。ただ、バランス的に目地の部分が薄く感じられる場合もあります。

色合い

写真はグレーっぽい白色の目地を使用しています。この他にも、アイボリーや白なのどの目地がありますが、仕上がりの色があざやかになりすぎてしまうと、アンティークタイルとのバランスが良くありません(目地の部分が浮いてしまいます)。目地材に色を加えトーンを落とすか、場合によっては、目地に後から色をつけ、全体のバランスを調整したりします。

施工性能

目地入れと接着を一緒に行える専用の材料(一発材)を塗り、その上からタイルを押さえつけ、そのまま目地を仕上げます。タイルを貼ったあとに目地材を入れる必要がないので比較的簡単でコスト的にもメリットがあります。ただ、目地が深いために日頃の掃除がしにくいという点もあったりします。

中目地

中目地

質感

目地をタイルの厚さの半分くらいにするとバランスがとれた質感になります。また、照明などによる影の出方が少なく、アイボリー色などの目地を使うと明るい雰囲気になるので、室内にも向いています。

色合い

写真はアイボリー色の目地を使用しています。部屋の中などで使う場合は、明るめの目地色がお勧めです。ただ、アンティークの雰囲気を出すために、あまりあざやかにしすぎないというのがポイントです。

施工性能

下地にタイルを張り、その後から目地を入れていきます。タイルの接着と目地が別の作業となるため、深目地よりも手間がかかります。又、目地材が接着材と別に必要となるので、コスト的には高くなってしまいます。

浅目地

浅目地

質感

アンティークタイルならではの目地の入れ方です。タイルの厚さになるようたっぷり目地を入れ、表面は綺麗に仕上げず、適度(適当)にならします。アンティークらしい表情で、面白い質感です。

色合い

写真はアイボリー色の目地に少し着色しています。タイルの表面についている漆喰風の質感にあわせ目地色を調整すると、ボリューム感のある目地も自然に仕上がります。

施工性能

下地にタイルを張り、その後から目地を入れていきます。仕上げは不規則に軽くならす程度です(適度に仕上げるのが難しいですね)。目地材がたくさん必要になるので、コスト的には少し高くなります。さらに、汚し(着色)することで本物のアンティークを表現できます。

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